ヘアカラーと白髪染め…何が違うのでしょうか。
「似合うヘアスタイルと似合うファッション」のバランスをとって一緒にコーディネート!
好きとあなたらしさをプラスすれば、いい感じの自分に自信が持てます!
こんばんは!
ヘアとファッションのSTYLIST MIHOです。
新緑の季節…私のいちばん好きな季節です。
車から見える木々や山のきれいな緑に心癒されています。
この季節に入ると、髪色を明るく軽くしたくなりませんか?
サロンでも明るめ希望のカラーオーダーが増えていますが
アラフォーと呼ばれる私達は「白髪」に悩むお年頃。
私も初めて見つけたときは「あーぁ…とうとう私にも出てきてしまった…(T_T)」と
ショックでしたね…
◆白髪とは …
白髪は黒かった髪の毛の色素がなくなってしまったものではなく、もともと白髪らしいのです。髪の毛がつくられる時に毛母細胞にメラノサイト(色素細胞)の働きが加わりメラニン色素と合成され黒く染められて生えてきていて、白髪は色素を作り出せなかった時、または毛母細胞のシステムが狂って黒く染めることが出来なかった髪の毛です。原因は遺伝、加齢、生活習慣、ストレスなど様々な要因が関係するといわれています。
◆予防策
・睡眠をしっかりとる
寝ている間に分泌される成長ホルモンが髪の毛の元となる幹細胞に影響するので、質の良い十分な睡眠で成長ホルモンの分泌を促すことが大切です。
・活性酸素を取り除く
タバコやストレスなどによる活性酸素は体を「酸化」させ細胞の老化を進めてしまうのですが、40代に入ると活性酸素を取り除く力=「抗酸化力」が急激に低下してしまいます。トマトやブロッコリー、キウイフルーツ、アーモンド、わかめなど持つ抗酸化力を食品を積極的に摂ることをお勧めします。
・ストレスを溜めない
日常的にかかるストレスは私たちの身体に様々な不調をもたらします。ストレス状態というのは緊張状態のため、血管が収縮し血行が悪くなる、自律神経が乱れるなどするために免疫力が下がったりメカニズムにダメージを与え白髪になる言われています。趣味や運動をするなど意識的にリフレッシュし、ストレス解消をしましょう。
他にも、紫外線や無理なダイエット、糖分や油分、刺激物の摂りすぎなども白髪が増えてしまう原因になりますし、頭皮も低刺激のシャンプーを使う、マッサージをする、ドライヤーできちんと乾かす…などして気をつけたいところです。
◆ヘアカラーと白髪染めどちらがいいか
出てきてしまった白髪を目立たせないようにするには色々方法がありますが
多くの方はカラーリングに頼ることが多いのではないでしょうか。
ここでは、「ヘアカラー」と「白髪染め」どちらがよくてどう違うのか…を
お伝えしていきたいと思います。
基本的には、「アルカリ剤でキューティクルを開いて脱色し染色する」
という基本は変わりませんが、大きく違うのは「染毛力」です。
・ヘアカラーはブリーチ力は高く、染毛力が低いので白髪を染めるのは苦手です。
(カラーの色味…グレー、オレンジ、ピンクなどの色はほんのりつきます)
・白髪染めは染料の量が多く染毛力が高いので、白髪と黒髪の色味を合わせる
色づくりがされています。(明るさによってブリーチ力が違い、色の入り方が」
変わります)
では、どのタイミングで白髪染めに変えたらいいか…は
①白髪の生えている場所 ②白髪の量 ③希望の色、明るさ
が大きなポイントになります。
この3つのポイントはヘアカラーと白髪染めのどちらかに限定するためのものでは
なく、現状を把握しどんな仕上がりを希望しているかによってテクニックを活用して組み合わせていきます。
例えば…
・表面、生え際のみ白髪染め、あとはヘアカラーで染める
・全体の根元のみ白髪染め、毛先にむかって明るくなるグラデーションカラーにする
・白髪の本数が少ないのでヘアカラー+ハイライトなどでなじませる
など、選択肢は多くあります。
また、最近の白髪染めは色味も豊富で明るいトーンでもしっかり白髪を染められる
薬剤も増えてきていますし、ヘアカラーも少なめの白髪なら配合によって対応できるようになりました。
白髪が出てきたからといって、おしゃれの幅が狭くなることはありません!
どうなりたいか…のイメージをしっかりとスタイリストと相談してみてください。新しい発見やワクワクするような事も沢山あります。
そうして、自分のためだけのオリジナルカラーレシピを作ってもらうことも楽しみになると思います。
次回は「パーソナルカラーとヘアカラー」について
お伝えしていきたいと思っています…
MIHO
*WEB(ZOOMビデオ会議ソフト)を使ってのアドバイスサービス、サロンでの対面サービスの両方で起業準備中です!